朝九時映画:羊と鋼の森 自己評価4.3点

どうもアイクです。

 

朝九時映画してきました。

本当は先週やりたかったのですが、なんと前回は寝坊してしまい(笑)、おじゃんになってしまいました。悲しい。。。

 

そしてリベンジ果たしました。

羊の鋼の森、良作でしたねぇ。

いつもの通り何も情報を得ずに純粋な気持ちで観てきました。

 

ピアノ調律師という、珍しい職業を題材にしています。ピアノの素敵なメロディとピアニストを支えている、非常に重要な存在であることが切なくきれいに描かれています。

 

ピアノ調律師のスキルとして重要なのはピ、アニストが「本当に出して欲しい」と思っている音をだせること。

上司の柳(鈴木亮平)の発言や、和音(上白石萌音)と由仁(上白石萌歌)との関係性からよく描かれています。主人公外村(山崎賢人)は、二人のピアノの調律を台無しにしたり、二人がピアノを弾かなくなってしまった原因を作ってしまったと思い込んでしまうけど、ピアニストとピアノ対して真剣に向き合い、成長していきます。

僕も、物事(仕事でも趣味でも何でも)を通じて自分以外の人々との関係性について真剣に考えながら、向き合わなければならないと思いました。

 

そして、外村が調律したピアノを弾き、ピアニストを目指そうと覚悟した和音。調律師の存在がピアニストに大きな影響を与えることをしっかり描いていたシーンでした。

由仁が「ピアノで食べていくのは大変だけど、いいの?」と質問し、和音は「ピアノで食べていくんじゃない、ピアノを食べていくんだよ」という発言には驚きましたね。

意味深とも思える発言ですが、「ピアノを食う」とまで言う和音の覚悟が読み取れる言葉でした。

 

そして、森と世界、ピアノの関係は結局分からなかったので、心の中で深く考察していこうと思っています。

 

最後に。ピアノの生演奏がついているので、音では伝えられない小説とはまったく違う伝え方ができているのではないかなと思ったり。