読書という荒野

衝撃的な本に出会いました。

 

「読書という荒野」

 

著者は見城徹さん。幻冬舎の社長です。村上龍13歳のハローワーク」、劇団ひとりの「陰日向に咲く」など、24年間でミリオンセラーを23冊出した方です。

 

僕はNewspicksのアカデミック会員に入っている(つい最近辞めましたが。)のですが、その特典としてふとしたタイミングで家に届いていて、封を開けて本を開いた瞬間にくぎ付けになりました。

 

見城さんのあまりにも厳しい言葉や生き方に、心が打たれました。

 

彼は、読書の量が人生を決める、と言い切るほど読書の重要性を説いています。

読書によって、自分ではない他人の人生を経験することができる。生ぬるい生活をしている我々には、人生を良く生きるための経験が足りない。

以下、彼の言葉を並べます。

 

「自己検証、自己嫌悪、自己否定がなければ、人間は成長しない。」

 

「努力は、圧倒的になって初めて意味がある。」

 

「極端になれ。ミドルでは何も生まれない。」

 

「物事は、徹底的にやりきらなければ見えない世界がある。」

 

「平和な日々よりも、悲痛な日々のほうが生きている実感が持てる。」

 

 

ここまでストイックな生き方を知ったのは初めてかもしれません。

でも、僕はこの生き方に憧れを持ちました。

「憧れている」とか言っている時点で、失礼極まりないし、小並感が現れすぎていますね。

 

 

でも、今までの人生、苦しい思いをあまりせずに生きているのではないか?と痛感しています。

僕は火星にロケットを飛ばす並みの大きい夢を掲げているのですが(ちなみに、見城さんは夢や希望などは豚に喰われろとおっしゃっています)、生ぬるい人生を送ってきているし、送っている自分にそんな夢を達成できるとは到底思えないです。

 

必死になって行動を起こさなければならない。

 

毎月最低10冊読むことを決心しました。今月はあと4冊読みます。